苔の選び方

日照量・湿度からみる苔の選び方


苔を選ぶ際に大切なのは、苔を育てる環境がその苔にとって合っているかどうかです。苔にとっての大切な環境とは、主に日照量と湿度の2点になります。
どの種類の苔にもある程度は環境に適応しようとする能力がありますが、好ましい日照量と湿度から大きく外れてしまうと比較的短期間で苔の調子は悪くなってしまいます。




また、一般的に苔の葉の色は、明るい場所だと黄緑色寄りに変化していき、暗い場所だと濃い緑色寄りに変化していく傾向があります。暗い場所にも限度があり、極端に暗い場所で育てようとした場合では苔が細長く徒長することがあります。これは、その環境では日照量が足りないという
苔からのサインです。このような状態の苔はとても弱く、ちょっとした環境の変化で枯れてしまうケースが多いです。
どの種類の苔がどういった環境で元気に育つかの目安になるように、日照量と湿度のマトリクス表を作成しましたので是非お役立てください。


日照量と湿度のマトリクス表


横軸(日照量)

①:まわりに遮るものがなく一日中、日が当る場所
②:一日のうち、3~4時間(午前中の方が好ましい)程度日が当る場所

③:一日のうち、直接日の当る時間はないけれども明るい日陰

④:林の中のような光がまったく射し込まない日陰
⑤:明るい室内(窓がない暗い玄関などはNG)


※日当たりの強さはLUX(ルクス)で表されます。明りの点いた屋内と屋外では一見明るさはそれ程違わないですが、日当たりの強さは全く違います。
例えば「④:林の中のような光がまったく射し込まない日陰」でも、日中では1000~3000LUX程度の光の強さがあります。一方、明るい蛍光灯の下でも300LUX程度しかありません。人間が感じる明るさと、光の強さの間には大きな隔たりがあるのです。またスナゴケが育つ様な日向は日中は100,000LUX以上にもなります。

縦軸(湿度)

湿度については、明確に何パーセントが良いといった表記は困難なので相対的に比較ができるかたちで表示します。
一般的に日当たりが良い場所を好む苔は低い湿度(乾燥)に対しての耐性が強く、日陰を好む苔は高い湿度を好みます。

ページトップへ